【未明の砦】(47) 太田愛・作 藤岡詩織・画

◆第一章 発端の夏(三十二)

 老婆は膝を折り、空のペットボトルをひょいと拾い上げると、塩でも撒くような仕草でこちらに投げ返した。それから、嘲るような微笑とともに発さ ・・・

【残り 737文字、写真 1 枚】



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