【未明の砦】(43) 太田愛・作 藤岡詩織・画

◆第一章 発端の夏(二十八)

「さっぱり見当がつかないって顔だな」

 脇が暗い目をして言った。
 
 矢上はその目を見返して低く促した。
 
「言 ・・・

【残り 737文字、写真 1 枚】



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