【うずしお高校浄瑠璃部】(244) ドリアン助川・作 茂苅恵・画

 ◆第七章 高校三年生(二十三)

 海に行きたいといわれても、いたるところ海だらけだった。圭介とさつきは福良の街から離れ、防波堤に沿った細い道に入っていった。まっすぐ行けば漁船の船 ・・・

【残り 793文字、写真 1 枚】



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