【うずしお高校浄瑠璃部】(215) ドリアン助川・作 茂苅恵・画

 ◆第六章 潮流(十八)
 
 病院で夜を明かした圭介のもとに、翌日もすくなからぬ人々が会いにきてくれた。

 昼前にやってきたのは、居酒屋すみれの常連客のエンさんだった。エンさんは紙袋 ・・・

【残り 802文字、写真 1 枚】



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