【うずしお高校浄瑠璃部】(143) ドリアン助川・作 茂苅恵・画

 ◆第四章 新人舞台(三十四)

 録音テープは聴けなかったが、さすがに毎日練習をしたことで、『五条橋の段』の語りはほぼ圭介の頭に入った。だが、芸事には細部の表現にこだわる執念と、繰り返 ・・・

【残り 817文字、写真 1 枚】



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