【うずしお高校浄瑠璃部】(135) ドリアン助川・作 茂苅恵・画

 ◆第四章 新人舞台(二十六)

 稽古を終えてからの帰り道で、圭介は自分の家の方には向かわず、安川と肩を並べて歩きだした。まわりにいた部員たちの表情がいっせいに変わった。

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【残り 801文字、写真 1 枚】



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