投下1週間、消えぬ腐臭 爆心地周辺の“地獄” 長崎原爆 長崎での体験を伝える語り部 井上勇さん(84)=市川市= 【戦後70年ちば 第1部 私の記憶】(12)

 1945(昭和20)年8月9日、長崎市内。当時14歳(中学3年生)だった。この日も朝から市立商業学校で、魚型水雷の製造作業に従事していた。

 午前11時2分。「外がピカッと光り、雷が近くに落ちたような ・・・

【残り 1207文字、写真 1 枚】



  • Xでポストする
  • LINEで送る