2015年6月11日 10:40 | 有料記事

身の潔白を主張する小路県議=10日、千葉市中央区の県庁
千葉県議選いすみ市選挙区で告示前に有権者を飲食接待したとされる供応買収事件で、逮捕された指定暴力団住吉会会長らが支援していた自民党の小路正和県議(47)が10日、記者会見し、「選挙違反に加担した覚えはまったくない。反社会的勢力との交流もない」と述べ、関与を否定した。問題となった会食には「数分間参加し出席者にあいさつした」と参加していたことを明らかにする一方、「高校の同窓会と聞いており、選挙に関する会合ではなかった」との認識を示した。
小路県議は同日開会した6月定例県議会の終了後、午前11時過ぎに県庁で記者会見。「県民や県議をはじめ、関係各位に大変迷惑をかけおわび申し上げる」と陳謝した上で経緯の説明を始めた。
知人が経営するいすみ市内の飲食店をあいさつ回りで訪れた際、たまたま開催されていた同窓会に知人が出席していたため途中から参加。逮捕された指定暴力団住吉会会長の関功容疑者(69)=柏市 ・・・
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