2025年5月25日 05:00 | 有料記事
若草の上に寝転ぶ啄木忌 野田 塩野谷慎吾
【評】盛岡に生まれ与謝野鉄幹に見出され、二十六歳で生涯を閉じた詩人・石川啄木。墓は啄木が一番好きであった函館にある。忌日は四月十三日。その日、作者はやわらかき若草の上に寝転び「わが暮らし楽にならざり」と ・・・
【残り 1104文字】
若草の上に寝転ぶ啄木忌 野田 塩野谷慎吾
【評】盛岡に生まれ与謝野鉄幹に見出され、二十六歳で生涯を閉じた詩人・石川啄木。墓は啄木が一番好きであった函館にある。忌日は四月十三日。その日、作者はやわらかき若草の上に寝転び「わが暮らし楽にならざり」と ・・・
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