【ふつうの家族】(189) 辻堂ゆめ・作 伊藤健介・画

 子どもたちが声を上げて笑っている。桜の石ってピンク色の宝石みたいだね、という少年の無邪気な言葉に、隣の和則(かずのり)がわずかに口元を緩めた。大人が悲しみに暮れているときや、後 ・・・

【残り 792文字、写真 1 枚】



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