千葉県立中央図書館、活用方法を提案 千葉工大の藤木教授が報告書

千葉工大の藤木教授
千葉工大の藤木教授
大高正人が設計した県立中央図書館
大高正人が設計した県立中央図書館

 戦後の日本を代表する建築家で、都市計画家としても知られた大高正人が設計した千葉県立中央図書館(千葉市中央区、1968年建築)について、千葉工業大学の藤木竜也教授(近代日本建築史)は、保存活用に向けた研究活動を報告書にまとめた。会議室や宿泊施設など、同大の大学院生らが練り上げたアイデアなどを収録。藤木教授は「保存活用の可能性を示すことで、今後の検討の糸口になれば」と話している。

 県によると、現在の県立中央図書館は老朽化と耐震不足、書庫の狭さが課題と ・・・

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