2025年3月10日 21:01 | 有料記事

「集い」で朗読する佐久間珠妃さん。手に持つのは、震災発生前後の写真を貼った4年前のエッセー発表時の台紙=旭市

慣れ親しんだ海を眺める佐久間さん。「自分にとって海は、『外せない存在』」
東日本大震災の発生から丸14年。津波などで甚大な被害が出た旭市では11日、地元NPO主催による集いで、春から社会人になる佐久間珠妃さん(20)=同市=が「この街の未来のために」と題した文章を朗読する。大好きな地元を離れて人生の一歩を踏み出す若者は、幼い頃の震災体験を語り継ぐ決意を込める。
震災当時は幼稚園の年長。突然、園で大きな揺れに襲われた。帰宅後、テレビで地震情報が流れていた。祖父母や弟と近くの飯岡小学校に避難し一夜を過ごした。理科室で骸骨の標本が揺れているのが怖かった。被災した飯岡の街で、津 ・・・
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