2025年3月1日 16:26 | 有料記事

カラフルな300個のバルーンを上空に放つ布施小の児童や関係者ら=1日、御宿町

県警音楽隊の演奏で校歌を歌う児童ら=1日、御宿町
児童数減少のため今月末に閉校する御宿町の布施学校組合立布施小学校(吉野英樹校長、児童19人)で1日、地域住民らが主催する閉校イベントが行われた。在校生や卒業生、学校関係者ら約300人が参加。県警音楽隊のリズミカルな演奏に合わせて校歌を歌ったり、参加者全員でカラフルな風船を上空へ一斉に放ったりし、昨年1月に創立150年の節目を迎えた歴史ある学びやに別れを告げた。
児童の保護者らで構成する閉校準備委員会・式典部会が主催。最後の卒業生となる6年男児の父親で、準備委員長の吉野正和さん(48)は「布施小は長い歴史の幕を下ろすが、お世話になった学校と、支えてくれた地域に感謝を伝えるため2年前からイベントを計画し、準備してきた。最後にありがとうと言える時間になれば」と話した。
イベントは3部制で、 ・・・
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