2025年2月18日 05:00 | 有料記事

ハウスでイチゴの状況を確認する篠崎社長

収穫したイチゴはパック詰めにして販売もしている
千葉市若葉区の御成街道沿い、住宅街であり観光イチゴ園の多いこの地域に6年前、最新のITを駆使した観光いちご園がオープンした。それがさんたファーム(篠崎俊介社長)だ。
篠崎社長は神奈川県出身。実家で農業はやっておらず農業経験は一切なかった。大学4年生の時にIT関連企業を起業。しかし「ものづくりに携わりたい」「ITと農業の相性が良いのではないか」と就農を決意した。千葉市の新規就農者支援体制が充実していることを知り、千葉とは縁もゆかりもなかったが移住してきた。
市の担当者が技術指導だけでなく、農地探しまで手厚く支援してくれたおかげで研修終了後の2019年夏にハウス建設が始まったが、工事途 ・・・
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