農業に最新IT技術駆使 さんたファーム(千葉市若葉区) 【輝く!千葉の企業 日本政策金融公庫レポート】(121)

ハウスでイチゴの状況を確認する篠崎社長
ハウスでイチゴの状況を確認する篠崎社長
収穫したイチゴはパック詰めにして販売もしている
収穫したイチゴはパック詰めにして販売もしている

 千葉市若葉区の御成街道沿い、住宅街であり観光イチゴ園の多いこの地域に6年前、最新のITを駆使した観光いちご園がオープンした。それがさんたファーム(篠崎俊介社長)だ。

 篠崎社長は神奈川県出身。実家で農業はやっておらず農業経験は一切なかった。大学4年生の時にIT関連企業を起業。しかし「ものづくりに携わりたい」「ITと農業の相性が良いのではないか」と就農を決意した。千葉市の新規就農者支援体制が充実していることを知り、千葉とは縁もゆかりもなかったが移住してきた。

 市の担当者が技術指導だけでなく、農地探しまで手厚く支援してくれたおかげで研修終了後の2019年夏にハウス建設が始まったが、工事途 ・・・

【残り 803文字】



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