100年ぶり復活 千葉市・検見川神社で「湯立て神事」 一年の平和願い

100年ぶりに復活した検見川神社の湯立て神事。巫子の友野さんが湯に浸したササを振りまき、厄落としの効果があるとされる湯を人々にかけた=19日、千葉市花見川区
100年ぶりに復活した検見川神社の湯立て神事。巫子の友野さんが湯に浸したササを振りまき、厄落としの効果があるとされる湯を人々にかけた=19日、千葉市花見川区
神事に使われたササは訪れた人々に配られた=19日、千葉市花見川区の検見川神社
神事に使われたササは訪れた人々に配られた=19日、千葉市花見川区の検見川神社

 千葉市花見川区の検見川神社で19日、一年の平和と五穀豊穣(ほうじょう)を祈願する「湯立て神事」がおよそ100年ぶりに復活した。戦禍で途切れていたが、「地域の伝統をなくすわけにはいかない」と氏子らが一念発起。当日は多くの人が詰めかけ、厄落としの効果があるとされる湯を浴びた。

 平安時代の創建といわれ、約1200年の歴史がある同神社。湯立て神事は江戸時代ごろ最も盛んだったが、その後の度重なる大戦で担い ・・・

【残り 483文字、写真 1 枚】



  • Xでポストする
  • LINEで送る