2025年1月16日 05:00 | 有料記事

地域の新鮮な農産物が並ぶ直売所=いすみ市

店頭には季節の草花の苗が売られている
水産業が盛んで、のどかな農村地帯が広がるいすみ市の地元農家が運営する直売所「ごじゃ箱」。商業施設が立ち並ぶ国道128号沿いで新鮮な朝採れ野菜や農産物加工品などがそろい、創業から30年以上がたった今も“地域の台所”として愛されている。
設立は1992年3月。組織の3代目代表で、現社長の高地恒夫さん(74)によると、少量多種の生産スタイルを取る地域農家が自らの売り場を強化するため、メンバー18人で任意組合「ごじゃ箱友の会」を立ち上げ、岬町地区で直売所の運営を始めたのがきっかけ。程なくして大原地区に2店 ・・・
【残り 846文字】