「冬の味覚」お待たせ! 大原漁港マダコ初水揚げ いすみ 【師走スケッチ2024】

今季初めて水揚げされた大原産のマダコ。兵庫県・明石産と並び、「日本二大蛸(たこ)」と称されて人気がある=16日午前、いすみ市の大原漁港
今季初めて水揚げされた大原産のマダコ。兵庫県・明石産と並び、「日本二大蛸(たこ)」と称されて人気がある=16日午前、いすみ市の大原漁港
初水揚げは2隻で約50キロだった
初水揚げは2隻で約50キロだった

 いすみ市の大原漁港で16日、冬の味覚として人気のマダコが今季初水揚げされた。大原産は「西の明石、東の大原」と称され、明石海峡(兵庫)などで捕れるマダコと並んで国内の二大蛸(たこ)といわれる。漁業関係者によると、水揚げされたマダコは柔らかく甘みがあるという。

 冬のシーズンに合わせて東北地方の沖合から南下し始めるタコ。冷たい海を泳ぎ、貝やエビなど餌が豊富な九十九里―いすみ沖で栄養を蓄えるブランド食材は、県が認定する水産物「太東・大原産真蛸」として高評価を得ている。今月から漁が ・・・

【残り 9871文字、写真 6 枚】



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