庭作業に魅了され没頭 目標は「形の残る仕事」 造園大会で千葉県内校女性初入賞 兒島柊華(こじましゅうか)さん(19)=我孫子テクノスクール=

若年者ものづくり競技大会で、集中して作業する兒島さん(我孫子テクノスクール提供)
若年者ものづくり競技大会で、集中して作業する兒島さん(我孫子テクノスクール提供)
敢闘賞の賞状とメダルを手に笑顔の兒島さん=我孫子市の我孫子テクノスクール
敢闘賞の賞状とメダルを手に笑顔の兒島さん=我孫子市の我孫子テクノスクール

 7月31日~8月1日に群馬県で開催された「若年者ものづくり競技大会」の造園職種に出場し、敢闘賞を受賞した。造園を学び始めて最初の大会出場で、千葉県内校から出場した女子選手として初の入賞を果たし、10月には国家資格の2級造園技能士資格も取得した。庭造りの楽しさに魅了された19歳を取材した。

 小さい頃から物作りが大好き。「暇さえあれば工具を握っていた」。中学1年生の時には、段ボールでミニチュアの教室やブランコ、滑り台を完成させるまでに。次第に手を使うだけでなく、体を動かして物を作りたいと考えるようになった。「物作りは基本的に手作業が多い。造園なら目いっぱいに体を使えるし、物も作れる」

 造園を学べる高校に進学すると、縦横無尽に体を動かし ・・・

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