オリエンタルランド売上高4・5%増 24年中間決算 新エリア効果も猛暑で入園者減 1人あたり単価は過去最高

ファンタジースプリングスのフローズンキングダム=5月、東京ディズニーシー
ファンタジースプリングスのフローズンキングダム=5月、東京ディズニーシー

 東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランド(OLC、浦安市)が30日発表した2024年9月中間連結決算は、売上高が前年同期比4・5%増の2972億6700万円、純利益が16・5%減の455億2300万円だった。猛暑などが影響し入園者数は伸び悩んだものの、東京ディズニーシーの新エリア「ファンタジースプリングス」の開業などでゲスト1人当たりの売上高が増加し、全体の売上高は過去最高。一方、新エリア開業に伴う人件費の増加や原料費高騰が響き増収減益となった。

 OLCによると、主力のテーマパーク事業は売上高が2・1%増の2387億円。入園者数は2・4%減の1220万人だった。ファンタジースプリングス開業による増加もあったが、あらかじめ見込んでいた40周年イベント終了に加え、国内旅行需要の減少、猛暑が影響した。

 一方、ファンタジースプリングス新店舗の飲食 ・・・

【残り 468文字】



  • Xでポストする
  • LINEで送る