「快速が少ない」「柔軟対応に感謝」 京葉線ダイヤ再改正後初の平日 利用者の受け止めさまざま

JR上総一ノ宮駅から東京駅に向けて出発する京葉線直通電車=2日、一宮町
JR上総一ノ宮駅から東京駅に向けて出発する京葉線直通電車=2日、一宮町

 千葉県内の関係自治体の反発を受けてJR東日本が異例の「再改正」を行った京葉線の新しいダイヤが今月始まった。改正後、初の平日となった2日、同線を利用する地域住民に取材すると、「快速が少ない」「各駅で帰るのは厳しい」との嘆きの声の一方、「柔軟な対応に感謝している」とJR側に理解を示す声など、さまざまな受け止めがあった。

 京葉線は3月のダイヤ改正で、混雑平準化を理由に通勤快速の全てと朝夕の快速のほとんどが廃止され、各駅停車に切り替わった。これに対し、直通する内・外房線も含む沿線の自治体が「極端な変更だ」と反発。これらの声に配慮した形で同社はダイヤの再改正に踏み切った。

 新たなダイヤでは、内・外房線と直通する上下各2本を含め、朝と夜の通勤時間帯を含む上下合わせて平日7本、土休日12本の快速が復活。朝の時間帯の上り快速は従来の ・・・

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