イボキサゴのだし、具材も県産 千葉の古代感じる缶詰 重度障害者働くカフェで提供 千葉市若葉区の生活介護事業所・ITSUMO(いつも)

缶詰がずらりと並ぶなか、作業を行う利用者スタッフ=千葉市若葉区
缶詰がずらりと並ぶなか、作業を行う利用者スタッフ=千葉市若葉区
「ピーナッツとマッシュルームの混ぜご飯の素」を使った混ぜご飯と、3種類のオリジナル缶詰
「ピーナッツとマッシュルームの混ぜご飯の素」を使った混ぜご飯と、3種類のオリジナル缶詰

 千葉市若葉区の生活介護事業所「ITSUMO(いつも)」が、加曽利貝塚(同区)で大量に出土している巻き貝のイボキサゴのだしを使ったオリジナル缶詰3種類を開発した。パッケージは利用者の重度知的障害者がデザイン。障害者の就労支援の場として同事業所内に設けている「缶詰カフェ」で販売中で「ぜひ缶を手にしてみてほしい」と呼びかけている。

 焼き鳥、たこ焼き、パエリア-。2020年開店の缶詰カフェには、定番から珍しいものまで約200種類がずら ・・・

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