【オルロージュ】(64) 小川哲・作 岡野賢介・画

 ◆第六章 四条啓介(3)
  
 俺と高島は一緒に牛丼を食べ、電車がなくなるまで近くの公園でお互いの話をした。「俺には何にもないんだよ――」と高島は言った。両親はすでにどちらも死んでい ・・・

【残り 815文字、写真 1 枚】



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