今年初めて見るトンボ 民家の屋根 絵・文 道塚元嘉 【民家の四季】

 民家の美しさの一つに、見るからにおおらかで、強い夏の日差しを吸い込んでいくかやぶき屋根がある。むっとする日なた、周囲に漂うカヤの乾いた匂いも、秋のにおいとはどこか違っていた。

 秋口まで咲く百日草。庭一面に群生した鮮やかな花に見事に映える、民家のかやぶき屋根。いま、そん ・・・

【残り 1207文字】



  • Xでポストする
  • LINEで送る